5 戸松 剛 氏 WEB制作【株式会社つながる 代表取締役】

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戸松 剛 氏


株式会社つながる
http://www.tsuna-garu.jp/
代表取締役

略歴
2010年 株式会社つながる 設立

事業内容
WEB広告戦略立案・実行
WEBサイトの企画・設計
WEBサイトの構築・運用
WEBシステム・アプリ開発
医療人材の紹介サービス


見出し

1.起業前
【オタクな学生時代】
【自衛隊に入隊】
【転職を重ねてキャリアアップ】

2.起業
【独立、起業】
【深く考えず、計画も無く】

3.起業後
【ビジネススタンスの転換】
【A.起業を後悔した時期はありましたか?】

4.現在
【お客様のために】
【仕事の仕方】

5.これから先の事業展開


1.起業前

 

【オタクな学生時代】

 

小学、中学、高校と、たいした勉強もせずにゲーム三昧の日々を送ってました。

 

攻略のためによく徹夜するくらい没頭していました。

元々オタク気質であり、コンピューターを使うのが好きだったので、大学時代は、興味本位でホームページを作成したりしていました。

父が会社を経営していたので、そのホームページを私が作ったりしていました。

自分で言うのもあれですが、大学生の私が作ったプロダクトにしては、なかなか上出来でした。

ただ、制作費は、もらいませんでしたけど笑

 

【自衛隊に入隊】

 

WEB制作が仕事になるとは思っていなかったので

就職先としてまさかの航空自衛隊に入隊しました。

 

入隊してから4か月の教育期間は非常にハードでした。

ぬるい大学生活を送っていた私にとっては色々な意味で強烈でした。

しかし、教育期間が終わり部隊に配属されると、独身者は寮で生活するのですが、仕事が終わったあとは、とても時間がある生活となりました。

自衛隊の独身者の生活は規則正しく、

8:00から17:00まで課業に従事し、夜ご飯を食べて18:00前には部屋へ戻るという生活が毎日続きます。

仕事としても、給料の面も非常に安定していました。

ただ、何故か心のどこかでモヤモヤしたものを感じていました。

どうしてもコンピューターを使った仕事、特にWEBに関わる仕事にしたいという思いが強くなっていったのです。

オタク気質は止められなかった(笑。

 

それで課業後、18:00から寮の部屋で専門書やインターネットなどで、WEB開発の勉強に没頭していきました。

 

 

戸松社長(看護予備校の一角にて)

 

【転職を重ねてキャリアアップ】

 

航空自衛隊には正社員採用の様な枠(任期制ではない)があり、その枠で入隊したので、そのまま定年まで勤続できましたが、自分の気の赴くまま決断し、約2年で除隊致しました。

その後すぐに、札幌のWEB制作会社に就職しました。

その制作会社で3か月ほど勤めた時に、知人から「東京本社の制作会社があり、札幌支店を立上げるが来ないか?」と声をかけていただき、転職しました。

その後、半年ほどで上司から「開発も良いけどディレクションも面白いよ」と半ば強引に東京への転勤が決まりました(笑。

当時は、東京になんて絶対住みたくないと考えていましたが、今、思うと、結果的に多くの経験を積めたので感謝してます。

いつの時代もチャレンジは大事ですね。

 

上京して1年ほど経過した時に、企業のブランディングを専門とする会社から、これも知人から引き抜きで呼ばれて転職しました。

その会社の社長が、誰もが知る有名な商品の日本法人社長だった人で、そのノウハウをもとに様々な会社や商品のブランディングをする会社でした。

その会社でもITは活用するのですが、それまでのWEB制作会社とは違い、「ブランドを作る」という仕事に関わりました。

今までとは別のビジネス感覚を知り、事業を成功させるためには、開発だけではなく、マーケティング的な要素が必要なんだなぁと、わからないなりにも好奇心が刺激されたのを覚えています。

そこで1年ほど仕事と勉強をさせて頂いた後、2009年にその会社で営業担当をしていた仲間から誘われて、二人で会社を立ち上げました。

出資者はある不動産会社で、声をかけてくれた仲間が社長兼営業担当、私が取締役兼技術担当、という立場で登記しました。

当時は新しかった、映像とWEBの制作会社です。

IT業界らしく、キャリアパスのスピードが速かったですね笑

 

 

2.起業

 

【独立、起業】

 

更にその会社を立ち上げて1年も経たないうちに、自己資本100%出資で会社を登記し起業しました。

独立の理由はシンプルです。

 

「技術者濃度の高い企業として、技術でクライアント様の課題を解決したい」

 

との思いからの独立でした

仲間と作った会社は、私がいなくても制作がまわるように体制構築をした後に、役員を抜けさせてもらいました。

 

 

【深く考えず、計画も無く】

 

起業する時は、完全にノリと勢いでしたね!

 

細かい事業計画も立ててないです。

リスクも全く考えておらず、不安も全くありませんでした。

営業が得意なわけでもなく、強力なコネクションも、ありませんでしたが、何とかなるだろうと(笑。

 

 

3.起業後

 

【ビジネススタンスの転換】

 

創業時、収入は会社員の時や前職の役員のときよりも減りました。

 

知人や代理店の方から定期的にお仕事を頂いておりましたが、資本金が少しずつ減少していきます。

 

精神的には「キツいな」と感じたことはありませんが、資金的に「ヤバいな」と思い始めました。

起業のリスクに数ヶ月経ってから、やっと気づきました(笑。

 

 

精神的な辛さが無かった理由は、無借金ということもそうですが、資金不足になったら、何でも仕事やれば何とかなると楽観的に考えてたからです。

新聞配達、コンビニ、引越し作業、等世の中にはたくさん仕事ありますよね。

 

それでも、このままではいけないな、と考え、会社の事業スタンスを変えることを決心しました。

仕事を代理店から頂く仕事に頼らずに、お客様との直契約の仕事一本に絞ろうと。

一時的に仕事が激減しましたが、しばらくしてから紹介などで直接のお仕事の機会を頂くようになりました。

完全に運が良かったですね(笑。

 

そこでやっと資金面で少しだけ持ち直しました。

代理店からいただく仕事をやめて、数は少ないですが直接のお客様の仕事に集中することによって、プロダクトの質と経営状況が良くなっていきました。

 




 

【A.起業を後悔した時期はありましたか?】

 

一度もないです。

 

私が思うに、起業するときは100%を期してやらないほうがよいと思います。

 

IT業界特有かもしれませんが、70%くらいでもよいのでスピード重視で会社、サービスを立ち上げて、そこから改善を積み重ねながら質を上げていく、というやり方です。

 

 

4.現在

 

【お客様のために】

 

私も含めて技術者って、製品やサービスを提供するときに、自分がもっている新しい技術や、自分が扱っているITを本人が売りたいだけのために、お客様のニーズに合っていなくても売ろうとする、ということが往々にしておきてしまいがちです。

 

そのことってお客様の事を見ていない、自分のことしか見ていない

 

ってことですよね。

 

例えば、企業はなぜWEBサイトを作り、より良くしていかなければならないかというと「売上を上げるため」なんです。

 

優良なWEBサイトを既に持っているお客様に対して、私のコアビジネスであるWEB制作を売るために、「私が作り直したらこんなに良いWEBになる」という提案は絶対に行いません。

 

大きい会社でしたら、売上確保のためにそういう営業も必要になってしまうのかもしれませんが、私は一人でやっているからこそできるやり方です。

 

お客様にとって最適なことだけを考えて仕事をする、こというとができるんです。

 

そのために

日々勉強して、新しい技術やサービスを身に着けていく必要があります。

 

私がWEB制作だけではなく、インターネット広告など、デジタルマーケティングの分野の多くの勉強をしてサービスを取り扱うようになっていったり、ブランディングのお手伝いをするようになったりしているのは、そのためです。

 

すでに優良なWEBを持っていて、更に効果的に集客や売上UPにつなげたいお客様には、WEB制作の提案ではなくて、デジタルマーケティングのご提案をします。

ブランディングも有効かもしれません。

 

この考え方になったのは、お客様から直接お仕事をいただくようになってからです。

代理店からの案件は、指示された仕様通りにつくるだけでした。

お客様と直接お話をするようになり、お客様のニーズを直接知るようになってから、そのニーズ、多くの場合は売上を伸ばすためのニーズ、に応えるには制作だけではない、とわかったからです。

お客様のWEBを担当する責任感、というのもあります。

 

お客様のニーズがあって仕事がある、という当たり前のことを心がけて、仕事をするように心がけています。

 

【仕事の仕方】

 

基本的には

ノートパソコン1台あれば仕事ができてしまうので、仕事の場所は選びません。

 

自宅の一室を事務所にしていますが、父が経営している看護予備校で自分の仕事をすることもありますし、カフェで仕事をすることもあります。

お客様との打合せ以外は時間も自由です。

 

その時の気分で仕事の場所を選べるのですが、どこで仕事をしていても、お客様の為に一所懸命仕事をすることには変わりありませんから。

 

よく打合せで使うカフェにて

 

5.これから先の事業展開

 

今の私の事業形態が、5年後にもあるとは考えていないんです。

 

AIの台頭により、WEBの制作も、広告の運用も、AIができてしまう仕事だと私は思っているんです。

 

今はお客様からの委託を受けて、WEBの開発やデジタルマーケティング、ブランディングの代行などを行っていますが、これは自分で商品を持っているわけではなく、お客様の代わりにやらせていただく、という仕事なんです。

 

この二つのことを考えると、この先私は、テクノロジーを活かして、自社のサービス・製品を開発したい、と考えています。

 

今の私の仕事は「B to B」のビジネスなんですね。

テクノロジーを使って、「B to C」の商品を開発していきたいと考えています。

 

テクノロジーの世界は、技術の革新は日進月歩ですすんでいます。

 

Uberのようなすごい所までいかなくても、どんなに小さなものでも良いので、自分のサービス・製品を開発して事業を展開してゆきたいと考えています。

 

今、まだ具体的に何かがあるわけではないんですが

まだ漠然としているんですが、そのアイデアはもうすぐそこまできている感覚はあるんです。

社長になってもゲーム三昧の戸松社長

 

 

、、、、ではないですね。
新しい技術、VR(バーチャルリアリティ)の勉強です。